個人課税関係誤りやすい事例

1.  所得税の還付申告書を提出できる期間 

    法定申告期限から起算して5年間であるから 平成X年分の還付申告を提出できる 

  最終日は法定申告期限から5年後の3月15日であるとした。 

                   ↓   

               正しい取扱い 

   還付申告書を提出できる期間は 申告書を提出できる日から起算して5年間である。 

  したがって、提出できる最初の日は翌年1月1日であるから 最終日は、その5年後の    

  応当日前日である。 

 

 2.平成X年分の消費税及び地方消費税の還付申告書を提出できる期間 

    消費税及び地方消費税の還付申告書を提出できる最終日は 法定申告期限から 

  5年後の3月31日であるとした。 

                    ↓ 

                 正しい取扱い 

  還付申告書を提出できる期間は 申告書を提出できる日から起算して5年間である。  

  平成X年分の消費税及び地方消費税の還付申告書は、翌年1月1日から提出する 

  ことができるのであるから 最終日は、その5年後の応答日の前日12月31日までと