評価から考えると何を贈与にすれば有利になるのか

①何を贈与すれば有利なのか?

 

 贈与税は贈与があった時点で財産を評価しますので、将来値上がりしそうな財産を中心に贈与を進めることがオイント。

 

 確実に値上がりすると思われる財産(区画整理や都市開発事業の予定されている土地、上場予定の株式など)こそ、贈与にふさわしい財産といえるでしょう。

 

 

 

②実際の価値と相続評価額との落差に目をつける

 

 相続税法ではもらった時の時価で贈与財産を評価することになっていますが、時価を正しくとらえるのはむずかしいので、国税庁が具体的な評価方法を定めて基本通達として公表しています。

 

たとえば、土地は路線価方式又は倍率方式、建物は固定資産税評価額。

 

 

 

③有利な上場株式の贈与

 

 上場株式を贈与した場合の評価額は、次のうち低い価額となります

 

  1.贈与の日の終値

 

  2.贈与の月、その前月、その前々月の3か月間の毎日の終わり値の各月の平均額のうち最も低い価額。

 

 

 

④愛好家にとっては嬉しいゴルフ会員権や高級美術品の贈与

 

 ゴルフ会員権を贈与する場合の評価は通常の取引価額の70%となり、現預金の贈与より有利とあんります

 

 また、絵画や骨董品などの高級美術品を贈与する場合の評価方法は、通常売買価額や専門家の意見などを参考に決定されます。

 

 

 

⑤もらう人によって評価の違う取引相場のない株式の贈与

 

 同族関係者が取引相場のない株式を贈与により取得した場合は、原則的評価となり非常に高く評価されますが、同族関係者以外の者が取得した場合は、配当を基準とした非常に低い価額(配当還元価額)により評価することができます。